実例集

このほど、青森県つがる市・髙山稲荷神社様の春限定切り絵御朱印を制作させていただきました。
「千本鳥居」と「八重桜」をテーマに制作。SPECUEでは、神社様の風景を忠実に反映するため、ビジュアル設計から印刷・加工までを一貫して担当しました。
参拝者の記憶に残る情景を、そのまま手元に持ち帰れるような御朱印を目指しています。

髙山稲荷神社Instagram

奥行きと流れを感じるデザイン構成

奥行きと流れを感じるデザイン構成
鳥居が連なり、奥へと続いていく構図は、実際に神社を訪れたときの記憶を呼び起こすようにデザインされています。
全体には桜の花びらや葉のモチーフを散りばめ、画面にやわらかな動きを持たせました。
配色はピンクを基調とし、神紋にはゴールドトナーを使用。上品な輝きが、春の空気感を引き立てます。

切り絵加工で描く“春の空気”

切り絵加工で描く“春の空気”
桜の花びらや鳥居の連なりを、レーザーカットによって丁寧に表現しました。
紙に光が透け、陰影が生まれることで、御朱印全体に奥行きとやわらかな立体感が加わります。
特に鳥居部分は細かな構成となっており、切り抜きの重なりが春らしい空気感を自然に引き立てています。

風合いで魅せる、自然素材の存在感

今回の御朱印には、自然素材である「kome-kami 浮世絵ホワイト」を使用。
お米由来のしっとりとした手触りと、レーザーカットへの適性が特長です。
紙そのものが持つ穏やかな風合いが、春らしい配色とよくなじみ、仕上がりに一層のやさしさを与えています。


参考 【公式】kome-kami 商品ページ (foodlosspaper.com)※外部サイト
kome-kami お米の再生紙

仕様/設備

印刷:片面フルカラー + ゴールドトナー + ピンクトナー(6色プリント)
用紙:kome-kami 浮世絵ホワイト(菊判93.5kg)
加工:レーザーカット(桜模様/鳥居パーツ)




 
御朱印は、その場所の記憶や想いを、そっと持ち帰るための一枚。
SPECUEでは、神社らしさを大切にしながら、デザインと技術の力で“特別な御朱印”をかたちにしています。
「こんな御朱印をつくりたい」というアイデアがあれば、企画段階からでもお気軽にご相談ください。


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